川崎重工は、山陽電気鉄道株式会社より新型車両「6000系」6両(3両×2編成)を受注しました。兵庫工場(神戸市)で製造し、2015年度に納入します。 今回供給する車両は、普通車運用から2編成を連結した直通特急運用まで幅広く対応できる車両です。『環境にやさしく、安全・快適な車内空間の提供』をコンセプトに、VVVFインバータ制御装置の採用や照明装置のLED化による省エネ化と、全閉外扇型誘導電動機やフラット防止機能付きブレーキシステムの採用による車内外の騒音レベルの低減を実現しました。また、車いす・ベビーカースペースを全車両へ設けるほか、すべての出入口に誘導鈴とドア開閉予告灯を配置し、多言語対応の液晶型案内表示器を1両に3か所設置するなど、サービス向上による快適な車内空間を提供します。 車両外観は、山陽電気鉄道のコーポレートカラーである赤色を基調とし、側面には朝日をイメージしたオレンジグラデーシ