命懸けの抗議、共感広がる=民族弾圧訴えた五輪銀メダリスト-エチオピア〔五輪〕 リオデジャネイロ五輪の男子マラソンで、出身民族を弾圧する母国エチオピアの政府への抗議を表現したポーズを掲げながら2位でゴールしたフェイサ・リレサ選手(26)に対し、世界中で共感が広がっている。銀メダリストの英雄も、祖国に帰れば「殺されるか、投獄されるかもしれない」と恐れ、凱旋(がいせん)帰国もままならない。他国への亡命を検討するリレサ選手の支援を呼び掛けるインターネットのサイトには、23日午前(日本時間)時点で約6万ドル(約600万円)の資金が集まり、今も増え続けている。 猫さん歓喜の「ニャー」=感謝胸に「絶対歩かない」-男子マラソン〔陸上〕 エチオピアでは昨年来、最大民族オロモ人が伝統的に支配するオロミア州で、政府が土地収用を発表したのを契機に抗議行動が激化。人権団体の推計では、平和的なデモにもかかわらず、こ