Image by Simon Cunningham on Flickr 5月23日、参議院本会議にて未上場企業がインターネット上などで資金調達を募る、いわゆる「クラウドファンディング法案」が成立した(参議院議案詳細はこちら)。これによって、インターネット経由による小口の投資資金を募ることが可能な「株式型クラウドファンディング」を行うことができる。 具体的には、クラウドファンディングサービス事業者について、一般の金融商品取引業者に比べて必要な資本金といった参入の条件を緩和などが盛り込まれており、個人は、1つの企業に対して投資できる金額を50万円を上限とし、企業側も調達金額を1億円未満という制限を設けている。 施行は2015年からとなっており、施行までに運用上のトラブル防止などの細かなルールの作成が求められる。 <参照記事>・株式型クラウドファンディングを通じて、企業とユーザの関係が再構築され