29日まで児童コーナー 北上市本石町の市立中央図書館(高橋景子館長)は、29日まで館内の児童コーナーにBGMを流す試みを行っている。快適な環境づくりの一環で、利用者アンケートも行っており、実施期間終了後にまとめて今後の図書館運営に生かす考え。 図書館では利用者から「子供たちが出す音が気になる」「静か過ぎるため、子供を連れて行きにくい」という立場によって異なる声が寄せられていた。児童コーナーにBGMを流すことで雑音を緩和し、子供を連れた利用者と雑音が気になる利用者のどちらもより快適に利用できる環境にする狙い。 児童コーナーの一角の親子が絵本を読み聞かせできるスペースにラジカセを設置し、オルゴール曲など耳障りにならないBGMを流している。現在、カウンター付近でどうにか聞き取れるほどの音量で流されている。 図書館を親子でよく利用するという同市常盤台の高橋圭子さん(39)は「中央図書館は静