4月23日の世界図書・著作権デーが先日終わったばかりです。中国各地の図書館はこの数年、世界図書・著作権デーの時期に全民読書推進に向けた多種多様な記念イベントを次から次へと実施しています。その中でも、幾つかの図書館が実施する他業種と連携した革新的新サービス「図書館+」は、次第に市民やメディアからの注目を集めるようになっています。 「図書館+書店」 「図書館+書店」は、「読者が選書、図書館が購入」というサービスです。読者(図書館利用者カード所持者)は、書店で読みたい本を見つけたら図書館利用者カードを提示して書店からその本を「借り」、読み終わったら図書館本館・分館サービスシステム加入の図書館に「借りた」本を「返却」します。つまり、読者が「借りた」本を図書館が買い取り蔵書にするのです。このサービスは、図書館従来の図書購入・編成・収蔵・貸し出し・返却モデルを一新し、読者を図書調達員に、書店を図書館分
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