大阪大学は、2013年に、10年後の目指すべき社会像を見据えたビジョン主導型のチャレンジング・ハイリスクな研究開発を支援するセンター・オブ・イノベーション(COI)プログラムの拠点(拠点名「人間力活性化によるスーパー日本人の育成拠点」)として採択されました。 大阪大学COI拠点では、一人ひとりが本来持っている潜在力を発揮して自立し、自ら課題に立ち向かう“積極的自立社会”の実現を目指し、中核拠点の本学、サテライトの金沢大学ほかさまざまな研究機関・企業が参画。社会のあるべき姿を出発点として取り組むべき課題を設定し、「医学」「脳科学」「理学」「工学」の研究部門と、社会実装を担う企業が連携しながら、9年間にわたる研究開発を行ってきました。 中でも、心身の成長に最も重要な幼年期にフォーカスし、2020年度からは拠点名を「乳幼児からの健やかな脳の育成による積極的自立社会創成拠点」に変更。主要テーマとし