ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) 作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/12メディア: 単行本購入: 50人 クリック: 931回この商品を含むブログ (329件) を見るデビューして一年半の間に三冊の長篇を出したのみで逝去した伊藤計劃の遺作。「虐殺器官」もかなり面白かったけれど、これは前作からさらに先に踏み込んでいる。現実のあり得るかも知れない延長を組み合わせて、妙にリアリティのある近未来設定が面白い。 優しさのファシズム 今作では、人類社会が未曾有の災厄に見舞われ、人間の資源としての希少価値が極端に増大し、結果、各成員の健康維持が社会の至上命題と化した「生命主義」社会が舞台となる。 生命主義とは、「各構成員の健康の保全を統治機構にとっての最大の責務と見なす」ことで、成人を恒常的健康監視システムに組み込むこと、薬剤、医療処置の大量消費システム
【兜ソウジ】 →一人二役お疲れサマでした。 信念と世界を天秤にかけて信念を取る。ああそうだ「カブト」ってそういうスタンスの話だったよなぁ……。一人違う時間の流れを生きているというのはあの天道だったらあっさり帰還できそうなものだけど、この世界の「ソウジ」じゃ無理なんだ……。ファイナルフォームライドからマユたんとの別れ、おばあちゃんとおでんの流れはとてもキレイな流れだったと思う。 しかし海東君は某テレビ誌の梶Pインタビュー記事によると、士君と絡んでかなり重要なポジションらしいんだけど、ここ数回タダのプレシャスバカになってやしませんか。名護さん召喚はもっと重要な時に使おうよ……。折角の名護さんが勿体なさ過ぎる扱い。 【擬態についてかく語りき】 オリジナルと同じくマユたんはシシーラワームだったわけですが、たとえ彼女が自覚がなかったとしてもワームが擬態する前提条件はオリジナルのサツガイなわけで、どこ
ムーディーズ(格付け会社)は日本政府の自国通貨建て債務(一般には日本国債)をAa3から1ノッチあげてAa2にした。一方で外貨建て債務格付けはAaaから2ノッチ引き下げてAa2にしたが、もともと一部の政府機関の政府保証債ぐらいしか外貨建て債務はないので、実質的には格上げのインパクトのほうが大きい。 これを見た関係者の疑問はおそらく次の2点に集約されると思われる。 1. なぜ今後政府債務のGDP比がますます拡大してしまう日本を格上げするのか 2. なぜこの格付けアクションをやる前に米国債などの格下げをしないのか 1、についてはIMFの想定でも2008年にGDP対比約2倍と見られる政府債務は2010年には2.2倍以上に拡大すると見られており、むしろバランスシートの悪化が予定されているから、その面からは本来格上げではなく格下げではないか。実際事前にプレス発表の予定がアナウンスされたときは関係者は「
あー、まあ一応。 アメブロPV水増し?議論にみるPVの定義、ぶっちゃけ無い!から http://blog.livedoor.jp/tabbata/archives/50681529.html 話の中身は概ね合意って感じです。サービス側から見て、営業の参考値にされるようなPVの定義は確かに「無い」ですね。だから、代理店や大口の広告主の側で確からしい数字を作って、出さないことには始まらないわけですね。 [引用]これ、1ページビューになるのでしょうか、ならないのでしょうか。実は、ネット業界全体で、グレーのままとされてる「不都合な真実」でないかと思います。 結論でも書かれていますが、「JIAAのような業界団体で厳密な共通定義をすべきでないか」というのは誰もが辿り着く結論です。ただ、EMAのようにお手盛りの業界団体が加盟各社に甘い判定を出して、実質的な押し紙状態になるのは望ましくないし、デジタルはテ
子供の頃、よく瀬戸内海で泳いだものだ。瀬戸内海は今でこそわりあい綺麗になっているが、当時の浜はとてつもなくゴミが漂着しており、美しいとは程遠かった。僕が泳ぎが得意なのは、本当に子供の頃からそういう風に泳いでいたからと思う。(参考) 叔父は小さな木工所を経営しており、趣味で船を持っていた。その船でよく釣りや、タコつぼを仕掛けに行ったりした。夏休みはすごく楽しみだったのである。 子供の頃はともかく、大人になってからは釣りはよほどの事がない限りしないことにしている。その理由は無為な殺生はしない方針だからである。子供はそれがわからないから良い。もちろん漁師さんはそれが仕事だから良いのである。僕のこの精神は釣りに限らず、すべてがそうである。(参考) 当時のタコつぼは、テレビなどで出てくるタコつぼとは違っていた。本当に壷みたいにしていたのである。その壷が太い縄で何十個も繋がっていて、ただ海の中に漬けて
科学者たちの研究により、火星の磁場が消滅したのは巨大な小惑星の衝突が原因だったことが判明した。その小惑星は、恐竜を絶滅させたと考えられている天体の数倍の大きさがあったとみられる。 現存する大規模なクレーターの数から判断して、初期の火星は約1億年の間に15個ほどの巨大な天体が衝突していたと考えられている。 今回新たに作成されたコンピューターモデルから、火星の磁場は、特に規模の大きかった4回の天体衝突でしだいに減衰し、5度目の衝突がとどめとなって完全に消滅したことが示唆された。 アメリカのメリーランド州にあるジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所に在籍し、今回の研究にも参加したジェームス・ロバーツ氏は次のように解説する。「5度目の衝突で作られたのが、約41億年前の衝突に起源を持つ直径3300キロのユートピア平原という大規模なクレーターだ。その前の4回の天体衝突で既に磁場は大幅に脆弱化しており
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