11日夜、北海道木古内町のJR江差線で貨物列車が脱線し、運転士にけがはありませんでしたが、特急列車7本が運休するなど、北海道と本州を結ぶ列車の運行に影響が出ています。 11日午後7時半ごろ、北海道木古内町の泉沢駅と札苅駅の間で、五稜郭発宮城野行きの20両編成の貨物列車が脱線しました。 JR北海道によりますと、脱線したのは前から8両目の1両のみで、車両の後ろ側の車輪4つが線路から外れた状態だということです。 貨物列車には、運転士1人が乗っていましたが、けがは無く、木くずなどの積み荷が貨車の外に崩れることも無かったということです。 これにより、JR江差線は五稜郭駅と木古内駅の間で上下線とも運転を見合わせていて、特急列車7本が運休するなど、北海道と本州を結ぶ列車の運行に影響が出ています。 JRによりますと、国の運輸安全委員会による調査が終わるまで、現場から脱線した列車を動かせないため、現時点では