日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんが長期滞在している国際宇宙ステーションに、古い人工衛星の破片など、いわゆる「宇宙ごみ」が衝突するおそれがあることが分かり、NASA=アメリカ航空宇宙局では、衝突を回避するための対応を検討しています。 これは、NASAが26日発表したもので、高度400キロを飛行している国際宇宙ステーションに、すでに使われなくなったロシアの人工衛星の破片など、合わせて2つの「宇宙ごみ」が衝突するおそれがあるとしています。 NASAは宇宙ごみの大きさは不明だとしていますが、国際宇宙ステーションは秒速8キロという猛烈なスピードで飛行しているため、宇宙ごみとの衝突は大事故につながります。 このためNASAでは、日本時間の27日夜にも宇宙ステーションのエンジンを噴射して飛行のルートを変えるなど、衝突を回避するための対応を検討しています。 地球の周りの宇宙空間には、古い人工衛星やロケットの