アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、工事にあたって沖縄防衛局に環境対策を助言する委員会のメンバーのうち、3人の大学教授が移設事業を受注した業者から合わせて1100万円の寄付を受けていたことが分かりました。取材に応じた2人の教授は「業者に有利になるような発言は一切していない」と話しています。 このうち3人の大学教授が、委員に就任したあと移設事業を受注した業者から大学を通じてそれぞれの研究室などに合わせて1100万円の寄付を受けていたことが教授本人や大学への取材で分かりました。 具体的には、京都大学の荒井修亮教授が東京の建設コンサルタント会社から2回に分けて合わせて800万円の寄付を受けたほか、東京大学大学院の茅根創教授がいずれも東京にあるゼネコンと建設コンサルタント会社から合わせて250万円の寄付を受けたということです。 また、委員会の委員長を務める横浜国立大学大学院の中村由行教授が東京の