「入管施設でのカミソリの使い回しで、B型肝炎に感染した」として、パキスタン人男性が近く、国に賠償を求めて提訴することが分かりました。 男性は10年前、入管に収容されました。 複数人の収容部屋に電気カミソリが1つ配られ、消毒されないまま、全員が同じものを使った、といいます。 その後、8カ月で仮放免され、去年、B型慢性肝炎と診断されました。 パキスタン人の男性(40代):「カミソリに他人の血があっても、使うしかなかった。いつ、B型肝炎の症状が悪化するのか、日々、不安を感じている」 男性は、来日前の検査ではB型肝炎に感染しておらず、「原因は、入管でのカミソリの使い回しだ」と主張。 さらに「入管側は、仮放免翌月の検査結果で、感染を把握したのに、病名の説明義務を怠った」などとして、国に賠償を求めて、今週、提訴する方針です。 入管側はカミソリについて、「使い回しをさせた事実はない」としたうえで、「個別
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