製造の背景[編集] 中重量級列車や支線では1960年からV160形が使用されていたが、今後製造される列車の暖房が蒸気によるものから電気によるものへと変更されるため、電気暖房用の発電装置を備えた機関車が求められた。 DBは1963年からクルップと開発を開始。1965年から翌年にかけて、発電機の製造元を変えた試作車が3タイプ製造された。 構造[編集] 試作車[編集] 機構的にはV160形を基本としており、メインエンジンは同じマイバッハのMB16V652TB型(1940PS=1427kw)である。発電用エンジンはMANのD3650 HM3U型(500PS=386kw)である。 エンジンを2基搭載することから、V160形よりも全長が400mm長くなっている。 特徴的なのは補助エンジンの使い方で、単体で電気暖房用発電機を駆動するほか、貨物列車等、牽引力が必要な場合はその出力を走行用に振り向けることが