大倉ダム(おおくらダム)は宮城県仙台市青葉区、名取川水系大倉川に建設されたダムである。 2011年(平成23年)8月1日より2021年(令和3年)3月31日までは、仙台環境開発が150万円/年で命名権を取得したため「仙台環境開発大倉ダム」(せんだいかんきょうかいはつおおくらダム)が愛称として使用される[2][3]。公式略称は「仙台環境大倉ダム」[2]。 概要[編集] 宮城県土木部河川課・仙台地方ダム総合事務所(大倉ダム管理事務所)が管理を行う県営ダムであるが、当初は建設省東北地方建設局(現在の国土交通省東北地方整備局)が施工した特定多目的ダムである。高さ82.0m、型式は全国に2箇所しか存在しないマルチプルアーチダムであり、2つのアーチが連なるダブルアーチ式コンクリートダムという珍しい型式としては、日本唯一である。名取川の治水と仙台市の水がめとして建設された。ダムによって形成された人造湖は