DNG/DCL戦車回収車は、フランスのルクレール主力戦車をもとにして開発された戦車回収車で、DNGは新世代戦車回収車、DCLはルクレール戦車回収車を意味する。フランス陸軍およびアラブ首長国連邦陸軍で使用されている。 開発経緯[編集] アラブ首長国連邦(UAE)は、ルクレールに独自の仕様を施したトロピック・ルクレールの採用を決定したが、それまで同国で使用していたAMX-30D戦車回収車では、クレーンの吊り上げ能力やウインチの牽引能力が不足していることが分かった。そこで、同国は開発元であるGIAT社に対し必要な能力を備えた戦車回収車の開発を依頼、同社はこの要請に基づいてルクレールをもとにDNGを開発した。 一方フランスでは、AMX-40をもとにした戦車回収車を開発する予定だったが、冷戦終結でルクレールの調達計画が1,500輌から400輌に削減され、予定は中止されることとなった。後にルノーTRM
![DNG/DCL戦車回収車 - Wikipedia](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5e672c53af39d7207c0c48bdd19c430c66b5c04a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fupload.wikimedia.org%2Fwikipedia%2Fcommons%2Fthumb%2F5%2F5b%2FChar_de_D%25C3%25A9pannage_DNG-DCL_14_juillet_2006.jpg%2F1200px-Char_de_D%25C3%25A9pannage_DNG-DCL_14_juillet_2006.jpg)