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11式装軌車回収車 - Wikipedia
11式装軌車回収車(ひとひとしきそうきしゃかいしゅうしゃ)は、陸上自衛隊の装備の一つで、10式戦車の... 11式装軌車回収車(ひとひとしきそうきしゃかいしゅうしゃ)は、陸上自衛隊の装備の一つで、10式戦車の車体を流用した戦車回収車である[2]。 概要[編集] 戦車等の装軌車輛が故障・損傷した際に回収にあたる他、整備作業を支援するための車両で、10式戦車の導入に伴い、同車を装備する部隊を支援するために開発された[3]。第二次世界大戦後の国産戦車回収車としては90式戦車回収車に次いで4車種目にあたる。 90式同様、10式の車体を流用してブームクレーンや各種の回収/整備機材を搭載したもので、試作1号車は2013年(平成25年)3月に完成[1]。平成25年4月7日の駒門駐屯地で初公開された[3]。 基本的な車体デザインは、90式戦車回収車と同様であり、車体右前部にブームクレーンを装備し[2]、車体後部には安定用のアウトリガーが設けられている[4]。左前部には、レーザー検知器[4]及び8連装の発煙弾発射