企業文化を変えるチャンスはどの企業にもある サルマン・カーン氏(以下、サルマン):お二人は既にイノベーションが起こっている環境に後から貢献したと思います。そこで「Googleのカルチャーを作る時、何が難しくて、他の国だったらどう難しいか」という質問です。最後のところは興味深いですね。別の国と言わずとも、別の会社でGoogleみたいな会社を作れますか? エリック・シュミット氏(以下、エリック):会社のカルチャーは上部の人間で決まります。本の中で有名なスローガンの話があるんですが、君が好きだったのは何だったっけ? エンロンだっけ? ジョナサン・ローゼンバーグ氏(以下、ジョナサン):エンロンもそうだけど、レーマンのやつも確か「献身と忍耐を持つ社員と共に無償の協調関係で、投資者のために株主価値を作る」だったかな? エリック:それ、ブランディング会社が作ったコピーだと思うよ(笑)。まあそれは冗談とし
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