米電子機器大手アップルが20日発表した2011年1~3月期決算は、売上高が前年同期比83%増の246億6700万ドル(約2兆300億円)、純利益は95%増の59億8700万ドルとなった。1~3月期としてそれぞれ過去最高となった。主力の携帯電話iPhone(アイフォーン)の販売が好調だった。 iPhoneは米国で新たに通信大手が取り扱いを始めたことも貢献し、販売が前年同期比2・1倍の1864万台となった。収入は売上高全体のほぼ半分に達した。 3月に新型を発売した多機能端末iPad(アイパッド)は469万台。パソコンも堅調だった。一方、音楽プレーヤーiPod(アイポッド)は17%減の901万台だった。 スティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は声明で「今後もすべての製品で革新を続ける」と述べた。(共同)