意外と難しいVPNの拠点間接続 企業のWAN回線は今や、光回線やADSL回線などを足回りに、インターネット経由でLANを相互接続するVPN(仮想プライベートネットワーク)が主流となっている。VPNを実現する方式には、最も容易にVPNを構築でき、運用管理も簡単な「PPTP」、公開鍵/運用鍵を用いて厳密な相互認証と暗号化を行う「IPsec」、Webで使われているSSL技術を用いたリモートアクセス向けの「SSL VPN」がある。 これらは、それぞれのVPN方式に対応するゲートウェイ機器を拠点ごとに設置するだけであり、特別な回線の契約は必要ない。現在使っているインターネット回線をそのまま利用してリーズナブルにVPNを構築できるため、中堅・中小企業で最も広くに利用されている。これらは一般に「インターネットVPN」といわれている。 そして、企業のWAN回線(LAN間接続)に一般的に使われるVPN方式が
![セキュア・安価な拠点間接続の最右翼、マネージドVPN最新事情](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7350d8f16faefaa512dad4e3504d9436c50ec72d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Ftt%2Fnews%2F1001%2F27%2Fmvpn_fig01.jpg)