ここ数日、つまり、"孫コピーの禁止"が、がCCライセンスの観点から見ると間違っている、ということを長々と検討してきた。 まずは、まとめ。 ここで注意して欲しいのが、CCのライセンスが付けられているのが、物理物としての書籍であるということである。またライセンスの中に、「継承」が付けられていないことにも注目して欲しい。 これらが何を意味するかというと、コピーするには物理物としての原本が必要であるということである。 クリエイティブ・コモンズに賭けた「コンテンツの未来」 (2/3) まあこの文章は間違っている、ということで、その理由となる事実は以下の通り。 CCライセンスの4条には、孫コピーにも自動的に許諾が与えられることが明記されている。*1 しかし、CCライセンスには、元のCCライセンスと違うことを許諾できるmorePermissionsという仕組みがある。*2 さらにしかし、CCライセンスの