番組がカルト団体に乗っ取られている! そんな声まで聞こえてくる。 テレビ東京の人気番組『世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~』で、やたらと韓国の宗教団体・統一教会(世界平和統一家庭連合=旧・世界基督教統一神霊協会)の信者が出演している問題で、全国霊感商法対策弁護士連絡会(以下、連絡会)が、局側に出演の経緯などについて質問状を送っていたことが伝えられている。 同番組は、世界各地の辺境などで暮らす日本人を取材するドキュメンタリー番組だが、「週刊新潮」(新潮社)が番組内の出演者として統一教会の女性信者ばかりが取り上げられ、連絡会が強く非難していることを報じている。連絡会はテレ東の番組を「虚偽の事実を織り交ぜた物語を創作して放映している」と“ヤラセ説”まで持ち出し、これが統一教会の「宣伝材料」になっていたと指摘。 これに対し、テレビ東京は「取材の過程で信者だと把握して放送した回もあったが