ブラジル北部のパラー(Para)州アナプー(Anapu)から140キロ離れた、アマゾン(Amazon)熱帯雨林のシングー(Xingu)川沿いの森林伐採区域(2005年2月19日撮影)。(c)AFP/Antonio SCORZA 【4月8日 AFP】ブラジル北東部ロライマ(Roraima)州ラポサ・セラ・ド・ソル先住民区(Raposa Serra do Sol Reserve)で7日、警察当局がベネズエラ-ガイアナ国境沿いの1万7000平方キロの土地から、地主数百人を強制退去させる準備を行った。 30年間続いた法廷闘争を経て2005年、ブラジルの先住民約1万4000人が同保護区に居住することが認められた。当局は非先住民に今年4月末までの立ち退きを要請。強制退去を実施するため、最終的に500人の警官隊を送り込む予定だ。 一方、非先住民の地主らは、この立ち退き命令に「自らの血で」抵抗すると主張し