ボクは一年間,ある大手電気メーカの情報システム部門で勤務した. この一年間で学んだ事をまとめる. 最低限コレを押さえておけば,変な失望や誤解を招かなくてすむ. 製造業とは第2次産業である. コレだけは自覚しておいてほしい. あなたが入社する製造業とは第二次産業である. つまり,何か実態のある材料を買って,実態のある材料を作る必要がある. これには2つの意味がある. 1つは,必ずモノを流れるという事. 2つは,売上 ー 材料 ー 作成費用 ー 輸送量 = 利益 1つめは,ソフトウェアは無から何かを作り上げる事が出来る. あなたはいままで,コンピュータという,インフラ一つでシステムを作り上げる事が出来た. 製造業は違う. ドライバーがあっても,何も作れない. ドライバーはタダの道具でしかない. これは何を意味するか? 思うに簡単に独立できない事を意味する. 機械工学の学生がベンチャーの話をして