福島民報より「白河高PTA解散 事務職員の労働条件めぐる提訴で」 福島県白河市の白河高PTAが事務職員の女性(42)から賃金の大幅な引き下げをめぐって提訴されていた問題で、同校PTAは26日、同校で臨時総会を開き、組織の解散を決めた。 裁判に応じると多大な費用と時間がかかる上、在校生らにも負担を強いることになるとして下した“苦渋の決断”。 PTAの解散は全国的にも異例で、同校では今後、学年ごとの保護者会などがPTAの業務に当たり、生徒の学業や部活動に支障が出ないようにする。 臨時総会には委任状を含めて786人が出席した。辺見美津男会長ら役員がこれまでの経過や職員に対する対応などを説明。役員らは対応策として「法廷で争う」「あらためて話し合う」「訴訟を取り下げてもらう」「解散する」の4点を示し、意見を求めた。 出席者からは「会社ならこのままでは破たん。解散は嫌だが、考えなければいけない」「裁判