シロクマさんが社会から降りることについて書いていてすこし思うところがあるので書いていきます。 p-shirokuma.hatenadiary.com 社会から降りるっていうと古くは学生運動から派生した新左翼共産主義同盟、高度経済成長後期のヒッピーやフリーター、最近だとさとり世代などが挙げられると思うけれど 彼らの誰もが結局は社会から降りることができなかった。どんな主張も資本主義的な設定に組み込まれコンテンツと化してしまうことで資本主義に包摂されてしまう。それ結局競争だよね、と。あの人たちは反資本主義で競争していたよねとどのみち競争原理にさらされてしまう。 社会から降りるというのはことさら難しい。昔、テレビで完全に社会から降りて無人島に一人で暮らしている老人を特集していたが、その人も家族から物資を送ってもらっていた。無人島は極端な例だがむしろ無人島に行ったりして身体的に社会から降りることのほ