建設コンサルタントの新日本コンサルタント(富山市)は2014年10月、富山県富山市八尾町上笹原地内にある市有地に、出力1260kWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「NiX 八尾ソーラーパワー」を竣工した(図1)。 富山市の環境モデル都市行動計画に基づく施策の一環として建設された。富山市は、2008年に環境モデル都市に選定され、同都市行動計画に基づいたメガソーラーの誘致や、太陽光発電システムの導入を促進している。 新日本コンサルタントは、建設コンサルタントの傍ら、再生可能エネルギー発電事業を軸とするエネルギーマネジメント事業を展開し始めた。コンサルタントとして培った設計力や開発力を生かし、小水力発電と太陽光発電に取り組んでいる。 発電事業は、固定価格買取制度(FIT)に基づく売電収入だけでなく、建設コンサルタント事業の拡大にも役立つとみている。 富山を中心とした地域の再生可能エネルギー発