技術者よ、立て! あなたは技術に対する信念があるはずだ。技術の力でこの社会を少しでも良くしていこうと日夜、努力してきたはずだ。 時に氷雨が降る夜中に長靴を履いてプラントを見回ったに相違ない。そんな時、本社の営業は銀座で飲んでいただろう。 でもそんなことは気にならない。それが技術者のプライドだ。私たちは技術者だ。 製紙会社の技術者のみなさん。リサイクルの偽装は経営者の責任かも知れないが、技術者が手を下さなければ経営者は偽装の紙を作ることはできない。 それはいつから判っていたのか?それを公にして欲しい。 技術は偽装を嫌う。事実こそが技術だ。 社内での反対は無かったのか?品質の保証にリサイクル率の偽装が入っても認めたのか?技術陣は何を訴えたのか? 製紙会社は個人の会社かも知れないが、同時に社会的な存在だ。特にリサイクルでは小さい子供たちまでが夢をもって参加していた。それを裏切ったのだ。 覚悟をつ