夜ふかしについては、これまでも乳がんとの関連性が明らかにされてきた。しかし今度は、夜ふかしをする男性は、前立腺がんになるリスクが高まるとの調査結果が発表された。 カナダの大学がおこなった同調査によると、夜のシフトで働く男性は、昼間に働いている人と比べて3倍も前立腺がんを発症する可能性が高いそう。また、その他のがんになる危険性も高いという。 夜通し起きている男性ががんになりやすい理由としては、脳の松果腺でつくられるメラトニンと呼ばれるホルモンが抑制されるためと考えられるとか。メラトニンは、人間が目を覚ましたり、眠ったりする行動を規制するホルモンで、通常、夜の暗い時間帯に生産のピークを迎える。ところが、夜に長い時間光を浴びることで、その生産が邪魔され、がんの発達を促進してしまうのだという。 ちなみに、これまでにがんにかかったことのある3137人の男性のデータを分析した今回の調査では、夜勤の男性