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2016年4月10日のブックマーク (2件)

  • 『はじめての不倫学 「社会問題」として考える (光文社新書)』(坂爪真吾)の感想(40レビュー) - ブクログ

    同じ著者の「性風俗のいびつな現場」がなかなか良かったので、買ったのだが、こちらは中々に酷かった。 両書とも基的には様々な角度、手法から特定の問題にアプローチする感じなので、一冊のとしては散漫になるし、内容的にも深いものにはならないのだが、このではそれがマイナスの作用しかもたらしていない。 性風俗が不倫ワクチンとはなりえない、と前半部分で書いておきながら、結論的には条件付き婚外セックスを受け入れるべき、とし、その例示として自身のNPOの活動を紹介しているのだが、正直それが風俗と寸分違わないもので、論理破綻している。 記述の多くは何を元に書かれているものなのかもよく分からず、かといって、体験談的なものとするには余りに表面的で、大凡お粗末としか言いようの無いであった。 不倫に対しては防げない、というのは分かるが、それを社会問題として捉えるならば、最終的には一夫一制の家制度以外の制度を取

    『はじめての不倫学 「社会問題」として考える (光文社新書)』(坂爪真吾)の感想(40レビュー) - ブクログ
    michiyoxxx
    michiyoxxx 2016/04/10
    【読了】『はじめての不倫学 「社会問題」として考える (光文社新書)』坂爪 真吾 ☆4
  • 『([な]9-1)きみはいい子 (ポプラ文庫 な 9-1)』(中脇初枝)の感想(222レビュー) - ブクログ

    厚生労働省の発表によると、令和2年度の児童相談所による児童虐待相談対応件数は20万5029件にもなったそうです。前年度より5.8%も増えたというその驚くべき数値。私たちは、テレビや新聞のニュースで日々そんな虐待の果てにある悲しい結末を見聞きするのが当たり前になった日常を送っています。  『ぼくがわるいんだよ。ぼくがわるい子だから、おとうさんが怒るんだ』。 そんな児童は、虐待を受ける原因が自分自身にあると考えてもいます。そんな思いが、 『ぼくがわるい子だから、うちにはサンタさん来ないんだ』。 そんな陰惨なまでの声を聞くと、私たちは言葉を失ってもしまうでしょう。私たち大人であれば、その気にさえなれば幾らだって逃げる場所というものがあります。しかし、子どもたちにそんな場所などあるはずもなく、あるのはどんなに酷い仕打ちを受けても、そんな親のことをおとうさん、おかあさんとして接していく他ない日常

    『([な]9-1)きみはいい子 (ポプラ文庫 な 9-1)』(中脇初枝)の感想(222レビュー) - ブクログ
    michiyoxxx
    michiyoxxx 2016/04/10
    【読了】『([な]9-1)きみはいい子 (ポプラ文庫)』中脇 初枝