初心者からの読図(目次) 以下で構成されています 1.地図読みの基本 2.地図とナビゲーション 3.もっと地図を深堀しよう 4.道迷いしやすい地形 5.道迷いの心理 6.その他 道迷い遭難は山岳遭難の約4割 皆さんは、山に行くときに「地図とコンパス」を持って行くように言われ、また、数多くの本にもそのように書かれています。では、地図を読むことはできるでしょうか?コンパスを使ったことはありますか?そんな質問をした時に「大丈夫!」と自信を持って言えるでしょうか? 警察庁のHPをみてみると、山岳遭難の約4割は「道迷い遭難」となっており、次いで、「転倒」、「滑落」の順に多くなっています。この「滑落」の数字の中には、道迷いから滑落に至った場合も「滑落」に含まれているため、「道迷い遭難」はもっと多くなります。 あるとき、こんな質問を受けました。 「学生に紹介するのに、読図の本はどんな本が良いですか?」