ソフトウェア開発をめぐる品質やコスト、納期にかかわる要求がますます高度化している。その一方では、開発プロダクトが、ますます大規模化、複雑化を遂げているという状況もある。そうした要請に応えるアプローチとして、大きくクローズアップされているのがMBSE(Model Based Systems Engineering)による開発アプローチだ。そうした中、去る2019年10月23日、富士ソフト アキバプラザにおいて、UMLやBPMN、SysMLなどさまざまな表記方法に対応したモデリングツール「Enterprise Architect」の提供元であるスパークスシステムズ ジャパン主催により、今回で第3回となる「Enterprise Architect 事例紹介セミナー」が実施された。ここでは、当日実施された小松製作所(コマツ)によるセッションの模様をレポートしたい。 株式会社小松製作所 開発本部 シ