現在救急の前線で働いておられる「なんちゃって救急医」先生のblog「日々是よろずER診療」には、ご自分が経験されたり、症例として知っているたくさんの 処置や判断が難しい事例 が毎日のように記されている。「なんちゃって救急医」先生の普段のスタイルは 難しい症例の途中までの経過 を書いて、 一体この症例は何だったのか を尋ね、 医師がコメント欄で答える というテスト形式になっている。これを見ていると いかに似たような症状で搬送されてくる患者さんであっても、その原因となった疾患が違い、処置が難しいか がよく分かるのだ。 昨今の 救急搬送受け入れ不能報道 について、救急医療に携わる立場から、「なんちゃって救急医」先生が、実際に体験された 82歳心肺停止の患者の蘇生にかかりっきりになっていて、搬送を断った高齢の患者の家族に「たらい回しにした」とクレームを入れられた例 をblogに書かれている。 昨今