印刷 3日午後2時50分ごろ、鹿児島県徳之島の伊仙町小島で、農業、屋山英夫さん(56)が闘牛用の牛に角で腹を突かれ、大けがをした。牛は、持ち主の男性(38)が牛舎から散歩に連れ出そうとしたところ、逃げ出して、約1.5キロ先で屋山さんを襲った。 県警徳之島署によると、3歳の雄牛で体重約500キロ。通りかかったバイクの音に驚いて逃げたらしい。屋山さん方の庭に入り込み、そばにいた屋山さんを襲った。庭には、11歳と4歳、8カ月の孫3人もいたが、無事だった。その後、牛は近所の人に取り押さえられたという。 徳之島は闘牛が盛ん。襲った牛は、これから訓練を積む若い牛で、闘牛大会に出る牛は体重が800〜1千キロもあるという。 関連リンク鹿児島県のニュースはMY TOWN鹿児島でも鹿児島県の天気