正午過ぎ、雪の城下町、会津若松に舞い降りた。さぶ~。 大きな目的は老舗和菓子店「吉田菓子舗」のあんぱん類をゲットすること。 和菓子屋なのに、年季の入った木枠のガラスケースに並ぶ手づくりの総菜パンや菓子パン類が午前中で売り切れることも多く、私はこれまで何度か空振りしている。 パンも自家製というのがすごい。 この日は久しぶりに晴れたようで、春はまだ遠いのに、紺地の水引暖簾がどこか明るい。 路肩には残雪がしっかり積み上げられている。 県外からのファンも多く、この小さな和菓子店が昔ながらの製法でいぶし銀の輝きを放っていることがわかる。 いつもは生菓子や焼き菓子、巴最中など手づくりのキラ星を購入するのだが、今回はパン類、それもあんぱん、うぐいすぱん、あんドーナツのお宝トリオが狙い。 今年は例年にない大雪なので、ひょっとして少しは売れ残っているかも。 ラッキー、目論見は当たった。 ハンバーグなどの総菜
