ユーグレナは投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(AP、東京・港)や東京センチュリーと共同で、健康食品のキューサイ(福岡市)を買収する。全株を保有するコカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス(CCBJH)から全株を取得。買収額は400億円程度とみられる。ユーグレナは健康食品部門の収益力を高め、バイオ燃料の開発につなげる。ユーグレナなどは特別目的会社(SPC)を作り、2021年1月下旬
「数週間で生産できる」との見方も 米ファイザーの新型コロナ・ワクチンが早ければ来月半ばにもFDA(食品医薬品局)から承認され、医療関係者など一部対象者に向けて接種が始まる見通しだ。また米国のスタートアップ企業モデルナのワクチンも、その後を追って実用化される公算が高い。いずれも数万人の被験者を対象にした臨床試験で「95%の予防効果がある」と報告されている。 両ワクチンとも、細胞内の「mRNA(メッセンジャーRNA)」という遺伝物質を人工合成して得られる医薬品であることから「mRNAワクチン」と呼ばれる。その最大の長所は、開発に要する期間が極めて短いことだ。 従来の不活化ワクチン等の場合、実際に感染症を引き起こすウイルスを科学者が入手してからでないと開発に取り掛かれなかった。また、開発から製品化までには5~10年以上を要するとされた。 これに対しmRNAワクチンでは、インターネット等を通じてウ
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