安倍内閣が総辞職 通算3188日、歴代最長 2020年09月16日13時06分 職員から花束を手渡され、首相官邸を出る安倍晋三首相=16日午後、東京・永田町 安倍内閣は16日午前の臨時閣議で総辞職した。安倍晋三首相の在職日数は、第1次政権を含む通算で3188日、第2次政権以降の連続で2822日と、いずれも憲政史上最長。国家安全保障会議(NSC)や内閣人事局を新設して「官邸主導」を確立した半面、財務省による公文書改ざんなど政権長期化に伴う「負の遺産」も残した。 レガシーなき幕切れ 安倍政権 安倍氏は16日午後、首相官邸を後にする際、職員から花束を受け取り、拍手で見送られた。これに先立ち、記者団に「政権奪還以来、経済再生、国益を守る外交に全力を尽くしてきた。さまざまな課題に国民と共にチャレンジできたことは私の誇りだ」と述べた。 総辞職に当たり政府は首相談話を閣議決定。「残された課題も残念ながら