世界的に有名なオランダの画家ゴッホが125年前に描いた作品が新たに見つかり、注目を集めています。 オランダ・アムステルダムのゴッホ美術館は9日、これまで確認されていなかったゴッホの作品が見つかったと発表しました。 この作品は、ゴッホがフランス南部アルルに移住したあとの1888年に描いた「モンマジュールの夕暮れ」で、縦73センチ横93センチの比較的大きなキャンバスに描かれています。 この作品は、ノルウェーの収集家が偽物だと思って、一時、屋根裏部屋に保管していましたが、その後、この作品を手に入れた別の所有者が2年前にゴッホの作品かどうか美術館に調査を求めていました。 美術館では、力強い独特の作風や、ゴッホが弟に送ったこの作品について触れた手紙の内容に加え、X線やコンピューターなどを使った分析で絵の具やキャンバスの素材も一致したとして、ゴッホの作品と断定しました。 美術館によりますと、この作品は