東京・文京区が、待機児童を減らす方策の1つとしてお茶の水女子大学と協力して設置を進めてきた区立のこども園が完成し、来月の開園を前に17日公開されました。文京区などによりますと、自治体が国立大学と協力してこども園を開設するのは全国で初めてだということです。 文京区では、去年4月の時点の待機児童が130人余りで、待機児童を減らす方策の1つとしてお茶の水女子大学と協力してこども園の設置を進めてきました。区は大学から無償で敷地を借り受ける一方、こども園の運営は大学に委託し、年間1億5000万余りの運営費を区が負担します。大学は、保育士などを雇って運営にあたりますが、乳幼児の教育や保育の研究にも役立てたいとしています。 文京区などによりますと、自治体が国立大学と協力してこども園を開設するのは全国で初めてだということです。 こども園は、来月開園するということで文京区の成澤廣修区長は、「待機児童の解消は