私がお気に入りでいつも指名する美容師さんは女性の方なんですが、その方とは別にこの間、私のシャンプーを受け持ってくれた方は男性で、かなりハンサムでかんじのよいひとだったんでした。 「すすす、すごくかっこいー。シャンプーしてくれるひとは選べないから、このひとにあたってラッキーかも」 などと考えながら、シャンプー台に移動したときのこと。 「あっ、お客さま、こちらのえーと……漫画本? 雑誌? とにかくこれ、こちらに置いておきますね」 と言って彼が示したのは、私の文庫本でした。ちなみにハヤカワミステリ文庫。*1 別にいいけど、そうか、おにいさん、あなたは「文庫本」てものを知らないのか……本読まないのね…… と思った瞬間に、何もかもが色褪せて見えたんでした。不思議ね。 もうビタイチときめかなくなりやがんの。 そーいえば、私の従姉がケーキ屋で働いているんですが、ハンサムな若者が数人やってきて、 「バイト
世の中には声のでかいひとがいますね。 一概に声の大きさとかではなく、いろんな意味で目立つひと。 で、ネットコミュニティの初期、人数が少ないときは目立つ発言があってもそれが ただうるさいだけのものか 目立つ(ノイズっぽい)けど意味のあるものか の判断がしやすいものです。つまりノイズ判定がしやすい。 なので ノイズを除去し 視界に入る面白いもの、興味深いものを増やす ことが比較的まだやりやすいわけです。 ところが総数が増えてくると、当然目立つ発言の数も増えてきます。 そうするとやはり、ノイズ判定がすこし難しくなってくる。 また数が増えることでノイズを発する側の敷居が下がり、ノイズも発生しやすくなる。 さらに人数が増えると、もはやどんなに大声を出してもたいていのノイズは相対的に目立たなくなってしまい、もちろん「面白いノイズ」も目立たず、全体から見ると均質化が進む、つまりそのコミュニティに対して
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