第1回 代替現実でいともたやすく現実は崩壊する
奇妙な体験をした。 白日夢と現実の境目を、行ったり来たりするかのような。 その体験には演出者がいて、工学という魔法の杖で、ぼくに術をかけた。 演出者である魔術師は、埼玉県和光市にある理化学研究所脳科学総合研究センターの適応知性研究チーム・藤井直敬チームリーダー。 先端の脳科学研究室が並ぶ建物の中で、撮影スタジオ風の小部屋にぼくを導き、いわゆるHMD（ヘッドマウントディプレイ）とヘッドフォンからなる装置を差し出した。それを装着した後、ぼくの目に見えるものはディスプレイから、耳に聞こえてくるものはヘッドフォンから、それぞれ与えられることとなった。
平田広明と583系月光の旅
Twitterでチョイチョイご報告させて頂きましたが、改めてちょっと振り返ってみましょうかしら。 あのね、うろ覚えな所も沢山あるので結構おおざっぱなのね、雰囲気だけ楽しんで下さいましな。 バニちゃんは元気いっぱい、いつものバニちゃんでしたね。 トークに関しては任せておけば大丈夫。 事前の打ち合わせも、細かい流れなどはイチイチ決めず、現場でバニが引っ張っていってくれるので安心でした♪ 冒頭の挨拶の『どもっ！TIGER & BUNNYの〇〇な方〜』の〇〇が被らない様に打ち合わせするくらい。 ヤツはワールドプレミアの時も見事に仕切ってくれたので、進行に関してはすっかりお任せでした。 だから僕はひたすら『監督をどうイジルか』だけに的を絞れた訳ですよ。 …にしても、米たに監督の可愛さは尋常じゃなかったですね♪ さいたま、大泉の挨拶を終えて大阪入りして夕食会だったのですが、監督は食事中ずっと 『お客さ
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