フィギュアスケート男子シングルのエース羽生結弦選手が、けがをした右足首が回復していないとして、ピョンチャンオリンピックの最終の代表選考会で、今週開かれる全日本選手権を欠場することになりました。これまでの実績から代表に選ばれることは確実と見られます。 羽生選手は、先月開かれたNHK杯の公式練習でジャンプの際に転倒し、右足首のじん帯の損傷のため10日間程度の安静が必要と診断されました。 その後、拠点にしているカナダのトロントでリハビリを続けていましたが、今月14日、日本スケート連盟を通じて右足首の状態について「治りが長引き、けんと骨にも炎症がある。まだ氷の上に乗ることができず、いつから練習を再開できるか決まっていない」などとコメントを出していました。 関係者によりますと、羽生選手は試合で演技をしたり質の高いジャンプを跳んだりできる状態まで回復していないということで、最大の目標となるピョンチャン