政府では、「数年後には組織の重要なポジションに3割程度、女性を配置するように」という目標を掲げていますが、実際のところ、どうなのでしょうか。企業の人事担当者などに話を聞くと、以下のような声が聞こえてきます。 「難しいですよ。残念なことに、管理職に配置する人間として、女性の中に適材がいないのです」 シンプルな一言です。もちろん、あくまでケースバイケースであり、世の中には管理職としてバリバリ働いている女性は大勢いますし、逆に管理職になれない男性もたくさんいる。単純に「女性には管理職に配置する適材がいない」という印象論では話が先に進まないなと考えていたところ、労働政策研究・研修機構が「採用・配置・昇進とポジティブ・アクションに関する調査」という面白い調査をしており、その結果の速報版を10月14日に出しているのを見つけました。 内閣府男女共同参画局「女性の活躍『見える化』サイト」 ※下記リ