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  • 新たなステージを迎えた被災地

    東日大震災から5年、福島原発の破壊で多大な影響を受けている地域を除けば、被災地の復興は少しずつ進んでいるように見えます。土地のかさ上げや高台の宅地整備ができた地域では、仮設住宅に暮らす人々の「自宅」への移動がようやく格化しています。三陸海岸の主力産業だった水産加工業も、工場を再建できたところは、従業員を再雇用し生産ラインを稼働させています。 とはいえ、住居や雇用を求めて別の地域に移った人々をどうやって元の地域に戻すのか、仮設から脱出できそうにない貧困層をどうするのか、子どもから大人まで広範囲に残る「心の傷」をどう癒すのか、工場は再開したものの売り上げが震災前に戻らない企業をどう支援するのか、などといった課題が新たに生まれているのも事実です。こうした課題にどう取り組むのか、震災復興は第2のステージに入ったと見るべきでしょう。 どこの海岸線にも築かれている防潮堤のように、被災地では建設土木

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