グリーンメーラー(Greenmailer)は、株式市場において、グリーンメールを行う投資家のことをいいます。また、グリーンメール(Greenmail)とは、買収の対象となる企業やその関連会社の株式を、買収者に高値で売却することを目的に株式を買い集めることをいいます。 一般にグリーンメーラーの手法は、当初から経営支配を目的とせず、大きな投資利益の獲得を狙って、株式市場において特定企業の株式を敵対的に買い集め、プレミアムを乗せるか、もしくは株価を吊り上げて、当該企業や関係者に買い取りを求めるといったものとなっています。 ちなみに、日本において、外来語の「グリーンメール」や「グリーンメーラー」が使われるようになったのは、1989年-1991年にトヨタ系の小糸製作所の筆頭株主となって、株主の権利重視を主張して一躍有名になった米著名投資家のブーン・ピケンズ氏がきっかけでした。 ※グリーンメールという