大林宣彦監督 大林宣彦監督が、ニューヨークのジャパン・ソサエティーで行われたトークイベントに出席し、過去の作品や思い出などを語った。 【写真】大林宣彦監督『野のなななのか』 映画やCMでの実験的なアプローチについて「10代のときに父から8ミリカメラをもらい、その頃の8ミリは、アマチュアのフィルムメイカー用でした。もしその当時、黒澤(明)監督や小津(安二郎)監督が野球を撮っていたら、ピッチャーが投げ、キャッチャーが受け、バッターが打ち、ボールが飛ぶシーンをクレーンショットで撮るでしょうが、そのようなシーンを8ミリで真似たら、アマチュアな撮り方になる。そこで、高い崖から、その下で待つグラブを持った友人に向けてカメラを回しながら8ミリを投げました。その出来上がった映像を観ると、ボールが空を飛んでいる映像に見えました。その映像は黒澤監督も小津監督もやっていなかった」と原点から新手法を見いだしていた
![クロサワ以上にアメリカで愛されている!?『ゴジラ』本多猪四郎監督のエピソードを大林宣彦監督が明かす|シネマトゥデイ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/db60d7d97e3b709097bb89422f57fc777045a8ff/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.cinematoday.jp%2Fa%2FTmKgTMXXKV2Z%2F_size_r1200x630%2F_v_1450069920%2Fmain.jpg)