種の仕組みとそれに付随する言語拡張についてPosted by mizunashi-mana on September 18, 2017 Haskellには種(kind)という仕組みがあります。大雑把に言ってしまえば、「型の型」を実現する仕組みです。この仕組みについて、あまり情報が出回っていないようなので、解説記事を残しておこうと思います。なお、前編と後編に分かれていて、この記事は後編になります。前編はこちらになります。 この記事は、Ladder of Functional Programming (日本語訳)の FIRE LUBLINE(ADVANCED BEGINNER) を対象に、Part 1の続きとして、種に付随するGHC言語拡張やパッケージを紹介するものです。 なお、特に断らない限り、対象としてGHC8系を設定しています。stackを使ってる方はresolverをLTS Haske