去年の冬のボーナスは働く人1人当たりの平均で37万円余りで、前の年より0.3%減りました。厚生労働省は「パート労働者の割合が高まったこともあり、平均を押し下げた」としています。 産業別では、電機・ガス業が68万8428円で4%の増加、情報通信業が65万2929円と5.2%増加した一方、金融業、保険業では58万7267円と5.7%のマイナス、運輸業、郵便業は33万6197円で7.6%のマイナスなどとなっています。 厚生労働省は「パート労働者の割合が高まったこともあり、平均を押し下げた」としています。 一方、基本給やボーナス、残業代などを合わせた、ことし2月の給与総額は速報値で平均26万2558円となり、物価の変動分を差し引いた実質賃金でも前の年の同じ月を0.4%上回りました。実質賃金が前の年を上回るのは去年10月以来、4か月ぶりです。
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