アンニョイな夕飯時。最近ストレスによる謎の胃痛に苦しんでいるため、食欲がない。体力を落とさないように、ご飯をお茶漬けにして無理やり胃の中に流し込むことが多くなっている。 そんなワタクシの胃をさらに縮み上がらせようと、嫁&BBA(姑)の最強タッグが今夜も嫌がらせを画策している。 ワタクシが急須にお茶っ葉を入れて、お湯を注ごうとしているそばから、モッタイナイからこっちのBBAの急須を使えと指示してくるのだ。 その急須についてはよく知っている。朝から食卓の上に置かれ一日中そこに鎮座しBBA専用器となっているモノである。BBAは毎朝、その急須で緑茶を淹れる。一番煎じのお茶は仏壇の仏さん用の白い湯飲みと、BBAの湯飲みに注がれる。BBAはそこに梅干しを一つ落として、梅茶にして飲む。 茶葉が入ったままの急須と梅干しの入ったままの湯飲みは、そのまま食卓に一日中置かれる。そして、夕飯の後にBBAが急須に二