【12月24日 東方新報】「デポジットの返金申請をしてからもう20営業日が過ぎたが、未だに返金されていない」。北京市に住む艾さんは語る。 艾さんは、中国のシェア自転車プラットフォーム「ofo」初期から登録しているユーザーだ。99元(約1600円)のデポジットを支払ったにもかかわらず、約束された返金期限を過ぎ、何回もカスタマーサービスに電話をしたがつながることはなかった。 艾さんのような消費者が、シェア自転車やシェア充電器、シェア自動車などのアプリで多様なデポジット返金問題に巻き込まれている。 今年の冬、シェアリングエコノミーの業界は辛い日々だ。かつては投資家が競って参入した業界だったが、爆発的成長の後は、多くの企業が経営難に陥っている。専門家の統計によると、わずか半年の間に、シェア経済のユーザーは約15億元(約245億円)の損失を被り、挽回は困難だという。企業の生存のためには、客が大事なの