2016年03月28日 総務省統計局がまとめた平成27年家計調査によると、昨年の世帯人員2人以上の家庭における文房具の消費支出は年間6,883円で、前年比3.8％増となり、消費税引き上げによる前年の減少から回復しました。 同調査によると、27年の2人以上の世帯（平均世帯人員3.02人）の消費支出は1ヶ月平均28万7,373円。前年に較べて名目1.3％の減少で、物価変動の影響を除いた実質で2.3％の減少となりました。前年は消費税率の引き上げ、天候不順の影響で実質2.9％の減少だったので、減少率が縮小したものの、2年連続で実質減少となりました。 27年の消費支出を10大費目別で見てみると、光熱・水道のみ実質増で、その他は軒並み実質減。このうち教養娯楽は実質40％減少。内訳は、教養娯楽用耐久財が同22.7％減、教養娯楽用品が同2.5％減、書籍・他の印刷物が同3.8％減、教養娯楽サービスが同2.2