環境構築 それでは実際に、Linuxベースのロードバランサを構築していきます。最近では標準でIPVSをサポートしているディストリビューションが多いので、必要なパッケージをインストールして少し設定するだけで動作させることができる便利な世の中になってきています。 今回使用するソフトウエアについて Debian GNU/Linux3.1(sarge) ディストリビューションはDebianを使用します。 IPVS対応カーネル ロードバランサの基本機能であるIPVSはカーネルの内部に実装されています。そのためIPVSに対応したカーネルが必要になります。Debian付属のカーネルイメージ(2.6.8-3)でも利用できますし、自前で再構築してもかまいません。カーネルを再構築する際の注意点については後述します。 ipvsadm IPVSを制御するためのツールです。仮想サーバグループの追加やリアル
「こんなに簡単! Linuxでロードバランサ」のシリーズでは、 こんなに簡単! Linuxでロードバランサ (1) 〜 LVS + NATで負荷分散をしてみよう こんなに簡単! Linuxでロードバランサ (2) 〜 keepalivedでWebサーバのヘルスチェック こんなに簡単! Linuxでロードバランサ (3) 〜 VRRPでロードバランサを無停止にする こんな流れでNATによる負荷分散システムを構築してきました。 今回はこれを DSR(Direct Server Return) 方式に変更してみます。 「DSRとはなんぞや?」という方は、 ロードバランサの運用.DSRって知ってますか? L4スイッチはDSR構成にすべし こちらでわかりやすく説明されていますので参考にしてみてください。 一般的(?)に大規模システムを構築する場合は、「ネットワーク機器の整備はこの部門」、「サーバの調
top コマンド 最終更新2005-07-03T00:00:00+09:00 この記事のURI参照https://www.7key.jp/computer/top.html#top_command システム全体の情報を5秒おきに表示する。 使用例 最終更新2005-07-03T00:00:00+09:00 この記事のURI参照https://www.7key.jp/computer/top.html#top_example #top ▼19:41:58 up 49 days, 4:14, 1 user, load average: 0.21, 0.16, 0.14 ▼50 processes: 49 sleeping, 1 running, 0 zombie, 0 stopped ▼CPU states: cpu user nice system irq softirq iowait id
へんじがない。ただのポンコツのようだ。 ポンコツが今日も持ち場でガンバリつつ、 楽しく生きていくための備忘録ブログ。ぬわーーっっ!!2005年7月から絶賛「更新」中! 【この記事の所要時間 : 約 9 分】 Apacheの同時接続数(MaxClients)をどのように設定するのがいいのか調べた。 Apacheのプロセス数を制限するためのディレクティブが「MaxClients」で、このディレクティブには、同時に接続できるクライアント(厳密にはセッション)の数を指定しなければならない。 ●まずはApacheドキュメントを確認しよう Apacheのドキュメントでは、以下のように定義されていた。 MaxClients ディレクティブ 説明: リクエストに応答するために作成される子プロセスの最大個数 構文: MaxClients number デフォルト: 詳細は使用法をご覧下さい。 コンテキスト:
Apache + mod_perl の場合、httpd.conf でいろいろと気をつけるべき点があるのですが、まとめてみました。ちなみに本サーバの設定値は、サーバスペックが Pentium 4 2.8GHz HT動作 / RAM 2GByte な環境で、Amazon Search が喰うメモリは mod_perl 動作で 1 httpd あたり 10~40MByte 程度。サーバライブラリがある条件下でメモリーリークするので、最大で httpd は 100Mbyte 程度まで肥大。という条件下で KeepAlive Off Timeout 60 MinSpareServers 10 MaxSpareServers 10 StartServers 10 MaxClients 50 MaxRequestsPerChild 50という設定値になっています。各パラメータの値の意味を説明
カーネル・モードで高速に動作するオープンソースのWebサーバー「TUX」の性能を,現在主流の「Apache」と比較した。静的コンテンツに大量のアクセスが集まる用途で,TUX 3.2はApache 2.0の1.57倍の性能を出した。OSが扱えるTCPコネクション数を増やす調整を施せば,標準設定時より性能が33%改善する。 TUX のベンチマーク記事。参考になります、グッジョブ。 カーネルモードで動作するウェブサーバー TUX、ということで久しぶりにこの名前を聞きました。3, 4 年前に Linux Magazine のムックか何かで特集されていたのを思い出します。その後あまり話を聞かなかったので TUX プロジェクトは頓挫したのかなと思いきや、それは僕の勘違いで、ちゃんとプロジェクトは動いていて成果が出ているということなのかも。 この記事ではベンチマークの比較対象として Apache が選ば
「KeepAlive設定のon/offの違いだけでサーバのキャパシティが数倍違ってくる」。大規模サイトならではの経験則です。ApacheやIIS等、一般的なWEBサーバでは通常KeepAliveの設定ができます。この設定はアクセスが少ないWEBサーバの場合にはonでもoffにしても大差がないため、小規模サイト運営の経験しかない管理者はこの設定についてあまり深く考えない場合が多いと思います。しかし大規模サイトではこの設定を誤るとサーバのキャパシティをすぐに超えてしまうので要注意です。 【一般的にonとoffのどっちがよいの?】 あくまでも私の大規模サイト運用上での経験則ですが、offにしておいたほうが安全であると感じています。例をお見せしましょう。これは非常にアクセス数の多いWEBサーバの例です。 KeepAliveがoffの時にはTCPコネクション数が少なく押さえられていますが、onにした
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く